MENU

ChatGPTを日本語設定にする方法は?初心者必見の使い方を徹底解説します!

ChatGPTに登録してみたものの、英語表記で使いづらいから日本語設定にしたい

そのような悩みはありませんか?

たしかに英語表記だと不便に感じてしまうことも多いですよね。

当記事では、ChatGPTを日本語で使用したい方に向け、日本語化ができるのかどうかについてお伝えします。

また、ChatGPTの使い方・できること・利用する時の注意点についても解説しています。

この記事でわかること
  • 現時点で日本版サイトやアプリは存在しない
  • 基本的にスマホ版とパソコン版の使用方法は同じ
  • 日常会話やプレゼン資料の作成作業などジャンル問わず対応可能
  • 個人情報は送信しないように注意する必要がある
目次

2023年現在ChatGPTの日本語版はない

ChatGPTは現在、日本語版のサイト・アプリはありません。

ですが、ニュースにもなっている通り、国内で利用する個人や企業は増えています。

つまり、英語など外国語ができなくても問題なく利用できます。

日本語で送れば日本語で返信がくる

ボタン・説明などの文章は全て英語表記ですが、質問に関しては日本語で入力でき、日本語での回答が返ってきます。

ひらがな・カタカナ・漢字は全て対応しているため、LINEなどの会話のような文章や書籍などの堅い表現など、どんな文章でもChatGPTは理解できます。

ただ、回答自体は日本語で表示されるので問題無く利用できるでしょう。

サイト自体の言語設定は英語のみ

ChatGPTの公式Webサイトは全ての項目が英語表記です。

ユーザー登録・ログイン・各種設定ともに英語で書かれており、今後日本語に対応するかは未定です。

Google翻訳などの機能を使い、ChatGPTの公式Webページを自動翻訳しようとするとエラーになるため、やや使いづらさはあるかもしれません。

ただし、ChatGPTのサービス機能は発展し続けており、開発元のOpenAI社によると、日本語への対応を検討中とのことです。

そのため、将来的に日本語に対応する可能性は高いでしょう。

ChatGPTの使い方

基本的に、スマホ版・パソコン版の使い方は同じです。

アカウント作成の手順や、質問を入力し、それにChatGPTが返答する流れも同じです。

スマホで利用する場合

iPhone・Androidともに、ChatGPTの公式Webサイトにアクセスし、アカウントを作成します。

ブラウザはChrome・safariなど何でも使用でき、とくに制約はありません。

公式Webサイトへアクセスしたら、表示されている「始めましょう」の下にある「サインアップ」をタップすると、アカウント作成画面に切り替わります。

アカウント作成する際は、「電子メールアドレス」の項目に新規にアドレスを入力するか、Googleアカウント・Microsoftアカウントを使って利用する2つの方法があります。

新規にアドレスを入力した場合、ログインのためのパスワードの設定も必要です。

その後、名前(名と姓)・電話番号を入力、6桁のコードによるアカウントの認証を行うことで使用できるようになります。

画面はスマホに適した形になっており、左サイドの履歴の表示が省略されています。

文章は下部の「メッセージを送ります」からパソコン版と同じように入力できます。

パソコンで利用する場合

パソコンで利用する場合も、ChatGPTの公式Webサイトにアクセスし、ChatGPTのアカウントを作成します。

スマホと同じく、ブラウザはChrome・safariなど何でも利用できます。

公式Webサイトへアクセスしたら、表示されている「Get started」の下にある「Sign up」をタップし、「Create your account(新規アカウント作成)」をタップすると、必要情報を入力する画面に切り替わります。

アカウント作成する際は、「E-mail address」の項目に新規にアドレスを入力するか、Googleアカウント・Microsoftアカウントを使って利用する2つの方法があります。

新規にアドレスを入力した場合、ログインのためのパスワードの設定も必要です。

その後、名前(名と姓)・電話番号を入力、6桁のコードによるアカウントの認証を行うことで使用できるようになります。

スマホ版より画面が広く使われており、左サイドには過去の利用履歴が出ています。

下部の「Send a message」のバーに文章を入力することで、会話や質問などが行えます。

ChatGPTでできること

ChatGPTにできることは多いですが、代表的なものとしては以下のものがあります。

それぞれについて見ていきます。

日常会話

生身の人間と会話しているかのような、自然な形で会話のキャッチボールができます。

基本的に「です」「ます」調の文章で返答しますが、質問によっては友達同士のようなフランクな返答をすることもできます。

テキストの翻訳や要約

会話形式で応答するだけでなく、外国語の文章を日本語に翻訳したり、要点を箇条書きなどでまとめる要約が可能です。

2023年の時点ではまだ発展途上ではありますが、高い精度で活用できます。

メール文章の作成

メール内容を指示することで、新製品の提案・お礼といったビジネスメールのひな形を作成できます。手作業での確認と修正は必要ですが、時短・労力削減になります。また、同じ手順でメルマガを作成することもできます。

企画書のひな形の作成

商品開発・マーケティングなどに必要な企画書のひな型を作成できます。

アイデア・プランからChatGPTに生み出してもらい、それらをもとに企画書のひな形まで一手に任せることもできます。

プレゼン資料の作成

社内向けの簡単なプレゼン資料を作成できます。

「ベテランエンジニア」「優秀なプレゼンテーター」などを指示に含めることができ、プレゼンする人の人物像に合わせて、プレゼン資料が作成できるのも利点です。

プログラミング

マクロ・Java・C言語・Pythonなどのコード作成や、表作成・Excelの関数作成などが行えます。

コード作成時のエラー・バグの検出などもChatGPTが発見してくれるため、修正がスピーディーに行えるのも利点でしょう。

高度なプログラミングについてはまだ発展途上ですが、プログラマーのアシスタントツールとしては現状でも使えるレベルです。

炎上リスクの判断

書いた文章をChatGPTに入力し、内容の炎上リスクについて判断してもらうことができます。

文章に暴力的・差別的な表現が含まれていないか、不正確・虚偽の情報ではないか、個人情報の漏洩・プライバシー侵害・著作権や肖像権の侵害などがないかを判定してもらえます。

現段階でも便利に活用できますが、今後バージョンアップすると、さらに活用範囲が広がることが期待できるでしょう。

ChatGPTを使用する際の3つの注意点!

さまざまな用途に活用できるChatGPTですが、使用する際は注意点もあります。

誤った使い方をすると、違法性が出たり炎上などの事態に発展する可能性があります。そのため、ChatGPTの利用をお考えの方は、是非最後までご覧下さい。

個人情報や機密情報は送信しないようにする

ChatGPTに入力された情報は機械学習に利用されるため、他のユーザーの質問などへの回答に反映される場合があります。

情報が漏洩する危険があるため、個人情報や機密情報などは絶対に入力しないようにしましょう。

万が一の漏洩などが心配でしたら、オプトアウト申請を行うことを推奨します。

オプトアウトとは、ユーザーが入力した情報を機械学習のデータから除外できる仕組みです。

ChatGPTの「Settings」の項目から「Data Controls」を選択し、「Chat History & Training」をオフにすることでオプトアウト申請ができるので活用することをおすすめします。

信憑性の低い情報を提供される可能性がある

ChatGPTは2021年ころまでの情報をベースにしているため、最新情報のデータ不足から信憑性の低い情報を回答する場合があります。

ChatGPTを提供しているOpenAI社も、ChatGPTが信憑性の低い情報を提供することは認めています。

ChatGPTなどの生成AIは、「確率的にそれらしい回答を生成している」「学習を行った時期以前の情報は答えられない」という前提があるため、回答を鵜呑みにすることは非常に危険です。

ChatGPTの運用に関して公式に注意も促していますので、提示された情報は一旦は疑うようにしましょう。

出典元の確認を取った方が良い場合がある

ChatGPTは情報不足でもわからないとは回答せず、情報の出典元・引用元についても記述しないため、事実や根拠の確認は必ず人の手で行わなければなりません。

特に、ニッチな分野や専門性の高いテーマにおいては、精度の低い回答が出される可能性が高です。

たとえば医療などの生命活動に関わる分野や、財産・人権などが関係する場合は、ChatGPTの情報を鵜呑みにすると取り返しのつかない事態になる可能性があるので注意しましょう。

またChatGPTの回答に著作権違反に該当する内容が含まれていると、著作権の侵害になり処罰の対象になる場合もあります。

仕事や情報発信などにChatGPTを利用する際は、情報の出典元の確認だけでなく、著作権侵害についてもチェックする必要があります。

ChatGPTに関するよくある質問

ChatGPTを日本語で利用したい場合料金は発生しますか?

ChatGPTは有料版・無料版に関わらず、Webサイトの文字表記を日本語で利用することはできません。

別途料金を支払うことで日本語化できるといったサービスも提供されていませんので注意しましょう。

Webサイト自体の日本語化はできませんが、ChatGPTとのやり取りは日本語で行えるので、英語ができなくても問題なく利用できます。

ひらがな・カタカナ・漢字の全てが利用でき、文章もフランクな会話から堅いビジネス調まで理解してくれます。

ChatGPTのアプリは日本語で利用できますか?

ChatGPTのiPhone・Android用アプリは、ボタンや説明文などに関しては現時点では英語表です。

一部の表記のみ日本語で表示されており、ChatGPTとのやり取りも日本語で行えます。

ただし、有志の開発者が作成した非公式のChatGPT日本語版アプリはいくつか存在しています。

どうしても日本語版のChatGPTが使用したい場合は、非公式のアプリを使用することも選択肢になります。

ChatGPT 日本語 まとめ

この記事でわかること
  • 現時点で日本版サイトやアプリは存在しない
  • 基本的にスマホ版とパソコン版の使用方法は同じ
  • 日常会話やプレゼン資料の作成作業などジャンル問わず対応可能
  • 個人情報は送信しないように注意する必要がある

ChatGPTは現状、公式で提供されているWebサイト・アプリともに日本語での利用はできません。

有志の開発者が作成したスマホ用の非公式アプリであれば、日本語で利用できます。

ですが、ChatGPTへの質問は日本語で入力でき、回答も日本語で行ってくれるため、英語表記については大きな問題にはならないでしょう。

慣れてしまえば英語表記でも使えますし、今後ChatGPTが公式に日本語に対応する可能性も十分あるため、まずは積極的に利用してみることを推奨します。

提供する情報の信憑性の問題や、著作権などの法に関する問題もありますが、現状のChatGPTでも一定の利便性はあります。

使用法に注意しながら賢く活用し、ChatGPTとの対話に慣れながら未来に備えましょう。

目次